HONEY*COMB

オリジナルのファンタジー小説をアップしています。

創作小説ブログ「HONEY*COMB」へようこそ!
管理人の鯱子(しゃちこ)です。

当ブログでは、各タイトルごとに目次を設定しておりますので、
この記事の次にあります目次より、お話をお楽しみ下さい。
(こちら→側にありますカテゴリツリーからでも選択頂けます。)


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<更新履歴>
 2008/10/16・・・24話追加/キャラ紹介3追加
 2008/10/13・・・23話追加
2020.12.12| 当ブログについての注意 | トラックバック(-) | コメント(0) |
vol_00
このお話は、剣術と草原の国エルファーランの王子と、
雪原と魔術の国ミシディアナの娘の恋物語です。
現在連載中!

以下の各話タイトルをクリックすると、ジャンプします。
のタイトルは挿し絵入りです)

 キャラクター紹介
 キャラクター紹介2
 ※キャラ紹介2はネタバレ含みますので、11話以降必読でお願いします!

 キャラクター紹介3
 ※キャラ紹介3はネタバレ含みますので、20話以降必読でお願いします!


 0話・プロローグ
 1話・出会い
 2話・戦乙女の心情
 3話・領主殿の疑念
 4話・憂鬱の理由
 5話・月夜の出来事
 6話・偽りには偽りを
 7話・真実の名
 8話・皇女の不在
 9話・水面下の協定
 10話・衣装室にて
 11話・揺れる晩餐
 12話・第三の銀
 13話・真夜中の出陣
 14話・侵入者
 15話・来訪
 16話・銀の足跡
 17話・銀糸への収束
 18話・邂逅
 19話・封印
 20話・嵐のあと
 21話・密談
 22話・安堵
 23話・勲章
 24話・王都出発、前夜  new!(08/10/16)

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2020.10.10| └─目次 | トラックバック(-) | コメント(2) |
 ゴオゴオという音は、風の音なのか…荒れ狂う雪の礫が発する音なのか。
 窓から見下ろす景色も、見上げる景色も真っ白に染まっている。
 建物の中にいるにも関わらず吐き出す息もそれらと同じくらい白い。
 それが、このミシディアナではごく当たり前の光景だ。
 自室へと向かう足を止め、城下に広がる景色を何気なく眺めていたその時、
 不意に背後から声がかかる。

「―――元気そうだな。アルフィナ」
 振り向いた先には、見知った男の笑顔があった。
 だが、何度見ても見慣れる事などない“にたり”と口元を歪めた笑顔は、彼女が最も
 嫌う表情の一つだ。
「…兄上も、お元気そうで…」
 この男が自分に会いに来るとは、どういった風の吹き回しだろうか…。
 怪訝に思いながらも、形式に則った挨拶を紡ぐことは忘れなかった自分を褒めたい。

 彼は、ミシディアナの第一王子アルヴァレス―――アルフィナの7歳上の兄にあたる。
 アルヴァレスは、石造りの廊下をコツコツと歩きながらアルフィナまでの距離を縮めた。
2008.10.16| └─本編 | トラックバック(-) | コメント(1) |
「ベッドに戻るようにと、アルフィナ殿のご命令だったと思うが?」
 笑いながらゲオルグがそう言うと、クリシュナはその場に立ったまま、視線から
 逃げるように俯いてしまう。
「…私の事よりも、ゲオルグ様の方が……」
 クリシュナが“何の事”を言っているのか気付くのには、少々時間がかかった。
「まさかとは思うが…この傷の事を言っているのか?」
 自分の瞼に刻まれた太刀傷に触れながら問う。もう、痛みなど無い傷だ。
 クリシュナはゆっくりと顔を上げ、傷を見つめたまま、小さく頷く。

2008.10.12| └─本編 | トラックバック(-) | コメント(2) |
えーと…タイトルの通り、ご無沙汰しております。
半年も放置してしまっていた事に愕然としました…(=_=)
その間、こちらに足を運んでくださっている方々がいて、
ホロリとしました…ありがとうございます(TT)
更新速度はゆっくりではありますが、再開していきたいと
思いますので、宜しくお願いします。

2008.10.09| 日記 | トラックバック(-) | コメント(0) |
 ―――コンコン。
 ごく控えめにドアが音をたてる。

 ベッドの上に身を起こしたクリシュナは、深夜という事もあり訝しんだが、それ程
 間を置かず聞き慣れた声が聞こえる。
「…私だ…入っても構わないか?」
 その声で、すっと緊張が和らいだ。
「…アルフィナ様?どうぞ…」
 そう声をかけながら、ゆっくりとベッドから立ち上がり、扉に向かう。

 きぃ…という乾いた音を立て、薄く開いた扉からするりと入ってくるアルフィナを見て、
 その様が猫みたいだな…などとぼんやり考えていると、その後ろにはローブを纏った
 人物が続き、扉を閉めると同時に目深に被ったフードを払った。
 
「―――!」
 その人物の姿に驚き声を失うも、頭の中には疑問符ばかりが駆けめぐる。
 どうして?こんな時間に、こんな場所に?
2008.10.09| └─本編 | トラックバック(-) | コメント(2) |
いつの間にやら5月も下旬・・・!
どおりで暑い訳ですね(=_=;)
冬生まれと低体温のせいか、暑さに弱い私めは
毎日溶けかけながら暮らしております。

あうあう・・・いつも訪問して下さっている方々には
大変申し訳無いのですが、更新が滞っております・・・(TT)
続きを書きたいけれど、仕事が立て込んでいて思うように
進みません〜!
というのは言い訳ですね・・・すみませんm(_ _)m

早く仕事片付けて自由時間を確保するぞ〜!
オシャー!頑張るp(`◇´)q

2008.05.22| 日記 | トラックバック(-) | コメント(3) |
 一行がネラックへ戻ってから、早2日が立とうとしていたが、依然、クリシュナと
 女剣士の2人は目を覚ましていない。

 アルフィナが姿を消した理由については、当事者の1人でもあるクリシュナが目を
 覚ましてからの方が良いだろうという理由から、彼女が目を覚ますまでの間は、
 ゲオルグやカイル、ロイドは日々の仕事をこなす事となった。
 アルフィナ達ミシディアナ勢は、ゲオルグの見合い相手として―――客人として
 滞在を続けている。
2008.04.24| └─本編 | トラックバック(-) | コメント(2) |
キャラクターの設定紹介です。
キャラのイメージイラストがありますので、ご了承下さい。
※ネタバレを含みますので、必ず20話以降を読んでからご覧下さい。
2008.03.26| └─キャラ紹介 | トラックバック(-) | コメント(0) |
「ゲオルグ様!ここで何をして居られるのですか・・・!?」
「ロイド、落ち付け。それよりもまず手当てだろ」
 ゲオルグの瞼から伝う赤い雫を見て、ロイドをたしなめるカイル。
 普段とは立場が逆転している珍しい光景だ。
「心配いらない。見た目程は大した傷じゃないさ」
 ゲオルグは袖口で瞼を拭う。出血は既に止まってはいるが、痛々しい傷口が露わとなった。
「思ったより傷は深く無さそうだな・・・クリシュナ殿は大丈夫なのか・・・?」
 カイルは、ゲオルグの怪我の度合いが言葉通り軽かった事に安堵し、その腕の中で目を
 閉じたまま動かないクリシュナを心配そうに見やる。
「アルフィナ殿の言葉を借りるなら“魔力を使い果たして眠っている”のだそうだ」
「とにかく、ご無事で何よりです。まずはその傷の手当てをさせて下さい」
 ロイドも少し落ち着きを取り戻し、ゲオルグの傷口を拭うための布を腰に取り付けた
 道具入れから取り出し、応急手当を始めた。
「ったく・・・その傷、戻ったらマリエルとガート団長にどう言い訳すんだよ・・・?」
「護るべきものを護って負った傷だ。騎士の誇りだと言えばいいさ」
2008.03.26| └─本編 | トラックバック(-) | コメント(4) |